補聴器は耳栓を使って音を聞きますが、耳の形によっては音が漏れてピーピー音がすることがあります。
この現象をハウリングと言いますが、これは、耳の中に特殊な粘土(印象剤)を入れて型を取り、ご自身専用の耳栓(イヤーモールド)を作れば必ず解消できることです。
  イヤーモールドの多くは通常の補聴器販売店にて作ってもらえますが、過去に耳の手術などを受けて、耳の中の形が変形していると、相談医の先生の所に行って、耳の中の変形したくぼみに綿など詰めて、印象剤を固めた後にすっぽりと外に抜ける状態にする必要があります。固まった印象剤がくぼみに残って、手術で摘出せざるを得ないような事故の報告もあります。